ことばのテーブル100枚プリント
おはなし読解ワーク:中級編

 

このプリント集は家庭での言語訓練用教材として作成されたものです。初級編に続く、文章読解練習としてお使いいただけます。

【使い方】
 一般の文章読解問題と同様です。
  上段の「おはなし」部分を読み、下段の設問に解答・記入してください。

 

【構成】※「問題リスト/各話の解説」表 参照のこと
 ●全10話で、構成されています。(全100ページ)   
 ●説明文を中心に収録しています。
 ●各話は、文章の長さ・文字表記・質問形式・文章内容などの点で、平易なものから徐々に
   難しいものへと、配置されています。

 

【対象】 この教材を開始するにあたって、お子さんに以下の能力が必要です。
 @文字の読みに関して
   文章レベルでの音読能力が必要です。※漢字の読みについては、下記【表記について】参照のこと。
 A文字の書字に関して
   少なくとも、単語レベル以上のひらがな書字能力が、解答記入のために必要です。
 B疑問詞の理解
   日常会話の能力として、設問で用いられている5W1Hの疑問詞の理解が必要です。
   初級編と比べて、「どうやって」「なぜ」などの難易度の高い疑問詞が多くなっています。
   しかし、これらの文章読解を通して、疑問詞を学習して行くことも可能です。

 

【この教材の特色】
 @パターン的構成:各話ごとに、文章構成が統一されており、パズル的な読み解きが、し易くなっています。
 A各話ごとの学習テーマ:特徴的な文章表現や語句の学習を目的としています。
 B社会的な話題を収録:読解問題を通し、社会的知識に接することを目的としています。
 Cことばのテーブルによる創作話:全10話とも、ことばのテーブルで創作したお話です。

 

【表記について】
 @ルビについて:小学2年生以降の履修漢字および読み誤りの多い漢字についてはルビをふっています。
   また、数字も音変化が複雑なため、ルビを多用しています。
 A文字方向:全10話中、8話が横書き、2話が縦書きで、書かれています。

 

【文章読解以外の利用方法として】
★聴解練習:本文を読み聞かせ、設問の答えを言ってもらいます。
★書写・書取練習:問題本文の書き写し、または聞き書きの練習です。

 

ことば のてーぶる100枚プリントについて
ことばのテーブルでの指導の中で、企画・制作された教材集です。ことばのテーブルでは、この教材集を家庭で行うホームワーク課題として使用しています。毎週の指導ごとに、他のプリントとあわせ1枚ずつこれらの教材(プリント)をお渡しして、次回までのホームワークとしています。そのため、この100枚の問題を2年以上のあいだ続けてゆくことになります。そのような多くの繰り返しが、大切だと思われるお子さんを対象に作られた教材集です。
※この教材集に対するご意見・ご感想をお聞かせください。
       言語・学習指導室
●企画・製作 葛西ことばのテーブル
●製作責任者 三好純太
●印刷(株)コア

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葛西ことばのテーブルは、言語障害や学習障害のお子さんや成人のかたのための指導室です。