このプリント集は家庭での言語訓練用教材として作成されたものです。ひらがなの単文レベルでの音読解が成立しはじめたお子さんの文章読解練習としてお使いいただけます。
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【使い方】
ページ上段の暗号表から、下段の解答枠の左肩に記された数字の文字を抜き出し、記入します。書き出した単語を音読し、その意味を理解します。(使用例参照のこと)
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【構成】※別表参照
●全部で9つのテーマのおはなしで、構成されています。(全100ページ)
●問題はすべてヨコ書きです。
●各話は、文章の長さ・文字表記・質問形式・文章内容などの点で、平易なものから徐々に難しいものへと、配置されています。
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【対象】 この教材を実施するためには、お子さんに以下の能力が必要です。
@文字の音読解に関して
1話目開始の時点では、少なくとも、ひらがな単文レベルでの音読解能力が必要です。
プリントの進みに合わせて、カタカナ・漢字の音読解能力も求められますが、難しい場合は「ふりがな」を振ってください。
A文字の書字に関して
単語レベル以上のひらがな書字能力が、解答記入のために必要ですが、問題本文から抜き書きできる答えが
多いので、最低限、文字の模写が可能であれば取り組むことができます。
B疑問詞の理解
日常会話の能力として、設問で用いられている「なに」「いつ」「だれ」「どこ」など、
いわゆる5W1Hの疑問詞の理解が必要です。
しかし逆に、文章読解を通して、これらの疑問詞理解を促して行くことも可能です。
※ことばのテーブルでは、お子さんの能力が上記の条件を満たした時点で、この教材を開始しています。
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【この教材の特色】
@平易な表現と内容 :就学前のお子さんでも概ね理解できるような、表現・内容のお話を収録しています。
A日記文・説明文・物語文を収録 :それぞれに特徴的な文構成や語句に接することを目的としています。
B日常会話表現の使用 :質問文は、「だれと いったの?」など、日常会話での疑問表現を多く用いています。
「なじみ易さ」と、「日常会話表現の学習」を目的としています。
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【文章読解以外の利用方法として】※ことばのテーブルでは、以下のような練習にも使用しています。
@ 聴解練習 :本文を読み聞かせ、設問の答えを言ってもらいます。
A 書写・書取練習 : 問題本文の書き写し、または聞き書きの練習です。
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